筑波大、「睡眠の謎」に迫る クラウドファンディングも開始

筑波大学の研究チーム、国際統合睡眠医科学研究機構(IIIS)が今月14日に睡眠の根本に迫る研究を進めるため、研究費を募るクラウドファンディングを開始した。
働く世代約1000人を対象に睡眠を測ることができる装置を付けてもらい、睡眠時間や、途中で目が覚めて再び寝るまでの時間、安眠の度合いなどを計測するとともに、アンケートを行い日中の眠気の有無、睡眠の状況など、睡眠の実態を調査し、睡眠に関する遺伝子の特定を目指す。
調査では、不眠症や生活習慣病の予防法や治療法につなげることを目標にしているほか、睡眠時間が短くても健康を維持できるショートスリーパーや、突如耐えがたい眠気に襲われるナルコレプシー等、特異な睡眠行動の解明も試みる。
1000人の睡眠調査を達成するには資金が300万円足りておらず、この研究資金をクラウドファンディングで集める考え。協力者には寄付の額に応じて睡眠の解析をしたり、睡眠の悩みに関する相談に乗ったりする。

「なぜ人は眠るのか?」人生の約3分の1を費やし、私たちが毎日繰り返す睡眠は、実は未解明の謎だらけ。その解明は、神経科学の最後のロマンと言われています。そして睡眠不足大国とも呼ばれている日本で、一人ひとりが健康に暮らせ、いきいきと働ける社会を実現するために、世界の睡眠研究をリードする国際統合睡眠医科学研究機構(IIIS)が睡眠の本質に迫ります。今回のプロジェクトでは働く人を対象とした研究から睡眠のメカニズムを解き明かし、睡眠障害治療の突破口を探るため、研究資金を募ります。

筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構クラウドファンディングページより引用