麻疹が流行中、GWは警戒を

国内で、沖縄県を中心に麻疹の感染が拡大しています。厚生労働省は、旅行前に情報を集めてワクチン接種など予防をするように注意を呼び掛けています。
3月に沖縄県で麻疹の感染が報告された後、名古屋でも報告が上がり、感染が拡大しており、警戒が必要です。
麻疹は感染力が非常に強いと言われています。

空気感染(飛沫核感染)が主な感染経路です。麻しん患者が咳やくしゃみをすると、周囲に麻しんウイルスを含んだしぶきが飛び散り、しぶきが乾燥してウイルスがしばらく空気中を漂います。このウイルスを含んだ空気を吸った人たちに感染する恐れがあります。その他に飛沫感染、接触感染もあります。感染力はきわめて強く、麻しんの免疫がない集団に1人の発症者がいたとすると、12~14人の人が感染するとされています(インフルエンザでは1~2人)。不顕性感染(感染はしても発症しない=症状が出ない)はほとんどなく、感染した人の90%以上が発症します。周りへ感染させる期間は、症状の出現する1日前(発しん出現の3~5日前)から発しん消失後4日くらいまで(または解熱後3日くらいまで)とされています。

東京都感染症情報センター麻疹Q&Aより引用

麻疹の症状は、発熱・全身の発疹・咳、鼻水等が挙げられます。38℃ぐらいの発熱や風邪症状が続き、39℃を超えると発疹が現れます。感染すると全身の免疫力が低下し様々な合併症の危険性もあります。
もし、感染が疑われる場合は、病院などに受診せずに近くの保健所などに連絡をして、指示を仰ぐようにしましょう。不用意に外出してしまうとさらに感染を広げてしまう恐れがあるからです。

ゴールデンウィーク期間は、多くの人が旅行や遊びに出かけると思います。そこで、感染してしまう恐れがありますので、もし麻疹と思われる症状が出た場合は二次感染を広げないように適切な対応を取るように心がけましょう。

厚生労働省「麻しんについて」