想像以上に影響があるのか?「酸性飲料」

年末の飲み会イメージ写真

2018年も残すところ後2ヶ月とちょっと・・・。今年のイメージは「自然災害」に見舞われたイメージが強くあります。私共グロリード(株)がある神戸市でも大雨・台風の影響がひどく、マスメディアでも高潮被害の画像が出回っておりました。自然災害は近畿地方(大阪の地震に京都・奈良・和歌山の大雨)や中国地方(広島の大雨)を中心とした西日本の被害が大変目立っていましたね・・・。まだ後2ヶ月ありますが、無事に年が明けて来年は平和な1年であることを願っています。

あと2ヶ月ということで、年末は「忘年会」を始めとしたお酒を飲む機会が増えてきます。グロリード(株)も例外ではありません。神戸市は「灘の酒」・「地ビール」・「神戸ワイン」といった銘柄の酒処です。この時期に気をつけたい記事を見つけましたのでご紹介したいと思います。

歯の大敵?「酸性飲料」

歯の病気として、やはりイメージが強いものは”甘い物”が原因の「虫歯(むし歯)」ではないでしょうか?虫歯のプロセスは、虫歯菌が甘いものに含まれる糖類から酸をつくりだし、その酸が歯を溶かしてしまうことで起こります。
しかし「甘いものをあまり食べないし、そもそも甘いものが苦手」という方でも、歯の表面が黄ばんで見えたり、歯が沁みたりすることがある方。それは「酸蝕歯」が原因かもしれません。酸蝕歯は甘いものではなく、酸性度の高い飲み物が日常的に歯に触れることで、その酸が歯を溶かすことで起こります。目安としては酸性度を示すpH(ペーハー)が5.5以下の飲み物に歯が触れたときに歯が溶け始めると言われています。そしてそれらの飲み物はいわゆる「酸性飲料」と呼ばれます(※酸性飲料の定義はpH7.0以下の飲み物)。身近な飲み物でpH5.5以下の飲み物は、

  • 栄養ドリンク:pH2.5~2.8
  • 酎ハイ:pH2.5~2.8
  • 赤ワイン:pH3.4
  • 白ワイン:pH3.3
  • 野菜ジュース:pH3.9
  • 飲むヨーグルト:pH4.1
  • ビール:pH4.0~4.3
  • 日本酒:pH4.4~4.9
  • トマトジュース:pH5.0
  • ウイスキー:pH5.0

となっており、冒頭でもお伝えした「お酒のシーズン」に関連する飲み物が目立ちます・・・。

具体的には炭酸飲料、果汁飲料、乳酸飲料、イオン飲料、スポーツ飲料、さらに健康飲料として見かける「飲むお酢」なども酸性飲料です。これらの、飲料のpHはほぼ5以下と言われています。そして、この酸により歯の表面が溶け出す(脱灰)ため、いわゆるむし歯と同じ状況が起こります。さらに、磨き残しの歯垢(しこう)の中では酸がつくられるため、歯の表面の脱灰が助長されます。特に、上の前歯にこの状況が見られるようになります。
・・・<中略>・・・大切なのは、酸性飲料だからダメではなく、その飲み方(与え方)です。全身症状回復のため以外の平常時には〈1〉飲んだ後、水でうがいさせる〈2〉お水の代わりではないので、継続的に与えない(ダラダラ飲みはしない)〈3〉就寝前の飲用は控える〈4〉普段からしっかり歯磨きをする―以上のことを考慮した上で、上手に飲用するようにしましょう。普段の食事の時は早めに歯みがきをして歯垢とその中の細菌を取り除いて脱灰を防ぐことが重要です。

福島民友:「歯の健康相談 「酸性飲料」 飲んだらうがいを」より引用

ご紹介記事にもあるように酸性飲料、特に上記のpH5.5以下の飲み物を飲んだ際は、「うがい」をすることで「酸蝕歯」の予防になります。もちろんお酒は飲みすぎてはいけません。適量を上回ると体にとっては「毒」になってしまい、医科にかかるリスクのほうが高くなりますから・・・。